突然ですが、なんと東芝の4Kテレビ「レグザ C310X 49インチ」 を購入しました。
iPhone 7 (3.99mm, f/1.8, 1/4 sec, ISO100)
前機種はレグザ Z2000
これまで自宅では10年ほど前に購入した、レグザ Z2000 を使っていました。しかし、1週間ほど前から電源部から「ジージー」という異音が鳴っていることに気付き、電源をOFF(コンセントは繋がっている状態)でも、この「ジージー」音が止まらない(多少は小さくなる)ことから、何かの拍子に火災にでもなったらと思い、止む得ずテレビを買い換えることを決めました。
機種選定
自分自身テレビには殆ど興味はないのですが、たまたま Apple TV 4K がリリースされたことも有り、いままで忘却の彼方にあった「4K」というキーワードが頭の中に残っていました。取り敢えずテレビはあまり見ませんが、全く見ないわけではないので買わないわけにもいきません。何がしかテレビは買わなければならないので、急ぎウェブで情報収集をしたところ、現在テレビの価格は10年前に比べると格段に安くなっていることを知りました。「2K」や「4K」、そして「8K」などもそろそろ出てくるようで、ピンからキリまで価格も様々でしたが、これまで使っていた Z2000 は「2K」ということから、ワールドカップや東京オリンピックも見据えた上で、ターゲットは「4K」かつ「10万円台」とすることにしました。
レグザ C310X 49インチの購入理由
東芝という会社は現在色々とバタバタしていますが、少なくとも10年使ってきてレグザの映像エンジンは、個人的に自然な色でとても気に入っていましたのでレグザで調べ始めました。
もちろん、ローエンドのモデル中心ですが、ソニーやパナソニック、日立にLG等もとりあえず選り好みせずに調べてみることに・・・。
ソニー:ブラビア | 格好良いデザインだが、反応がワンテンポ遅いというレビュー多し。価格も少し高目。 |
パナソニック:ビエラ | デザインは普通。レビューが少なく、値段は少し高めで決めて無し。 |
日立:Woo | デザインはまあ普通かな。レビューかなり少なめで展示も少なめ、値段普通でレンジ内だが、なんとも微妙で決めて無し・ |
LG | デザイン結構いい感じ。反応も悪くないらしい、すごく安い!しかし、レビューで映像エンジンはデフォルトだと色がとんでもない状態で要調整とのこと。 |
東芝:レグザ | デザイン普通(Z2000の方が格好いい)。レビューでは価格の割に機能が十分。映像エンジンはお墨付き。ローエンドの価格も安目。 |
もちろん、実際に店舗に行って実機も確認しています。
店舗に行くと、目的のローエンドモデル以外にミッドレンジやハイエンドモデルもあり、目移りしてしまいますが、テレビにお金を掛けるくらいならレンズを追加したいのでグッとこらえて、ローエンドモデルを吟味しました。
決め手はバックライトの方式?
「直下型バックライト」
液晶のLEDには光を当てて見るわけですが、その方式には大きく分けて「直下型」と「エッジライト型」があります。直下型は液晶の後ろ側にLEDを敷き詰めて光を当てるので、光の当たり具合にムラが出にくい構造ですが、LEDを沢山使うためコストが高くなりやすいです。
「エッジライト型バックライト」
液晶の四隅にLEDを並べて、画面全体に光を行き渡らせるための板に光を当てて、液晶全体に行き渡らせるという方式です。光の当たり具合にムラが出ることがある構造ですが、LEDが少なくて済むためコストが安いです。
レグザ C310X のバックライトは直下型
C310Xは価格が安いのですが、バックライトの方式は「直下型」です。その分、HDRなどの機能はありませんが、HDRを調べてみるとそれほど影響は無さそうです。
また、他メーカーのスペックを見ると、ハイエンドモデルで直下型を採用しているケースが多く、ローエンドでは直下型を採用しているのは東芝だけのようでした(他にもあるかもしれません)。やはり、バックライトは液晶で「ヘタリ」やすい部分でもあり、ここがヘタルと一気に液晶が見づらくなることから、テレビという買い換えずらく、また長いスパンで使用することを想定してこのモデルに決めました。もちろん、レグザを筆頭に考えていましたが、性能や価格を考えてもレグザ一択という気持ちにもなりました。
テレビの購入はやっぱり店頭
さて、実際に購入するわけですが、ウェブを見て回ると通販で安いお店はそれなりにあります。しかし、テレビは物理的にも大きく、初期不良などがあった場合通販ではかなり面倒なことになってしまうため、保険の意味も含めて店頭で購入しました。
また、ポイントなども面倒なため、そもそもポイントという仕組みが無い「○○ズデンキ」へ・・・。
ざっと、一通りテレビコーナーを見回って価格などを確認して、目的の 49C310X の在庫を確認します。在庫があることを確認して交渉開始。少し粘ってみましたが、結構人気商品のようで消費税+αの値引きで納得して購入しました。
42インチから49インチへインチアップ
これまで42インチをリビング置いていましたが、今回は49インチへアップグレードです(笑)
最近のモデルはベゼル幅が小さいので、42から49のインチアップでは設置スペースに大きな変更はなく、そのまま置き換え出来ました。なんとなく画面が大きいような気がしますが(実際は大きい)、印象としてはインチアップした感じは余りありません。
おそらく43インチの 43C310X を購入したら、画面が小さくなったと感じてしまったと思います。ベゼル幅の大きいモデルから買い換える場合はインチアップしないと、リビングに設置してみたら「小さく感じるようになった」なんてことにならないように注意が必要ですね。
感想
まだ、設置して数時間しか経っていませんが、少し画質が良くなったことは実感しています。プラシーボかもしれませんが・・・。また、49インチにして正解でしたし、何より荒れていたテレビ回りが買い換えにより綺麗に整理整頓出来てスッキリです(笑)
4Kにも対応したので、Apple TV 4K とかに手を出しそうですが、人気のようで出荷日も数週間先のようなのでひとまず静観できそうです。とりあえずは4KのYouTubeでも見て4K画質を堪能したいと思います。