FEマウントでの35mm近辺の単焦点レンズ選び
個人的に35mmが一番使いやすいと思っています。α7IIに変更したのは理由の一つに、「マニュアル単焦点レンズを使う際に、EVFでフォーカスを合わせるのが非常に楽」だということがあります。もちろんAFが一番楽出来るのですが、「写真を撮る」という行為を楽しむには、MF(マニュアル)レンズを使用するのが一番だと思います。
FEマウント専用のMF単焦点はLoxiaがあり、電子接点付きのLoxiaなら撮影時のレンズ情報等もExifにきちんと記録されるので便利です。しかし、今後、他マウントのボディが増えた場合(増えるの?)を考えると、FEで揃えるのは勿体ないな・・・と。折角、様々なマウントアダプタを介して多くのマウントが使えるα7IIなんだから、Leica Mマウントを使わない手はないだろう・・・と。
Voigtlander NOKTON Classic 40mm f1.4 MC という選択
iPhone 7 (3.99mm, f/1.8, 1/13 sec, ISO100)
iPhone 7 (3.99mm, f/1.8, 1/4 sec, ISO100)
個人的には35mmが好みなのですが、何故か気になる40mm。使用頻度が高い55mmのSEL55f18Zでは少し長い、SEL1635Zのテレ端の35mmでは少し広いなと感じる場面もしばしば。そこで40mmです。LEICA Mマウント、明るい大口径f1.4です。
MC(マルチコート)とSC(シングルコート)の2種類が選択出来ますが、色のりが良いと言われているMCを選択。
Voigtlander VM-E Close Focus Adapter
iPhone 7 (3.99mm, f/1.8, 1/17 sec, ISO320)
iPhone 7 (3.99mm, f/1.8, 1/20 sec, ISO200)
次にマウントアダプタのチョイスです。様々なアダプタがありますが、レンジファインダー用のレンズは最短撮影距離が長く、寄ることが出来ません。それを解決してくれるのが「Voigtlander VM-E Close Focus Adapter」です。このアダプタにはヘリコイドが付いていて、ヘリコイドを操作することで最短撮影距離を短くすることが出来ます。このお陰で NOKTON Classic 40mm f1.4 MC も、最短撮影距離が 70cm から 33.4cm と約半分の距離で撮影することが可能になります。
それにレンズ製造元と同じコシナ Voigtlander、日本製という精度の高さもあり、これに確定です。
マウントアダプタは本当に沢山の種類が様々なメーカから販売されていますが、Techartという所から、マニュアルフォーカスのMマウントレンズでオートフォーカスを実現するアダプタ(LM-EA7)まであるのにはビックリしました。しかも、このLM-EA7に更に他のマウントのアダプタをかませることで、MFレンズをAF化出来るということです。機会があれば使ってみたいですね。
α7IIに装着
もちろんピッタリ装着されて、ガタつきなども全くありません。むしろ装着時は少し固いかな?と思うぐらいです。
週末にでも早速近場で試し撮りをしてみたいと思いますが、35mmと比較して40mmという画角がどれくらいしっくりくるのか試してみたいと思います。