コシナが「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Eマウント」を発表

もう1週間ほど前になりますが、iPhone 8 や iOS11でバタバタしているうちに、コシナからEマウントの NOKTON 40mm F1.2 Aspherical が発表されました。

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical

・SONY E-Mount 対応 電子接点付き
・価格は135,000円で10月発売予定
・MFレンズですが、Exif やボディ側の5軸手振れ補正に対応
・非球面レンズ2枚を含む6群8枚。絞り羽根は10枚
・最短撮影距離は 0.35m
・フィルター径は 58mm
・最大径×全長は 70.1 × 59.3mm
・重量は 420 g。

魅惑の大口径 f1.2

つい先日、VMマウントの NOKTON Classic 40mm f1.4 を購入したばかりですが、Eマウント対応の 40mm f1.2 が出る事自体は既に発表されていたので驚きよりは「やっと発売される」という感じです。

持っている f1.4 でも十分に撮れますし、ぼけの具合も背景によっては若干うるさい感じがしますが、十分綺麗で満足しています。
ただ、f1.2 となると、更に被写界深度が浅くなりますので、「開放では一体どんな絵が撮れるんだろう」と楽しみになってしまいますね。さらには電子接点付きですので、撮影時の情報も記録出来ますし、Eマウント専用設計となっているため、VMマウント使用時よりも色々と改善がされているのだろうと思います。
また、f1.2 という大口径にも関わらず価格が 135000円 というのは、いくらマニュアルレンズとはいえ、他の大口径レンズと比較しても破格のバーゲンプライスでしょう。他のレンズメーカが出したらきっと20万円は超えると思います。

これは買いか?

はい、買いだと思います(^_^;)
ただし、私のように既にVMマウントの f1.4 を持っている場合は非常に悩ましい所です。私もそうですが、f1.4 の VMマウントで不満は特にありません。あるとすれば電子接点が無いことによる撮影情報の記録がされないことだけです。VMマウント版とは価格が約10万円ほど差があり、電子接点だけの為に買い換えるには負担が大きすぎます。
やはり、40mm という画角が好きで、f1.2 という大口径が撮影に必要な人、どうしても f1.2 を使ってみたい人は迷わず購入すべきかなと思います。

私も余裕があれば、是非 f1.2 は使ってみたい所ですが、さずがにポンポンと高価なレンズを購入するわけにもいきませんが、将来的には手に入れたいレンズだと思っています。

まずは、発売後のレビューを楽しみに待ちたいと思います。